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手技で魅せます Vo.6 手描き染色 保坂まき子

建具会館に出品される数々の工芸品はどれも逸品揃い。
これらを制作する方をご紹介する「手技で魅せます」のコーナーです。

今回ご登場していただくのは、工芸品部会から「手描き染色」による
布などを使った製品を制作する 保坂まき子さんです。


ときがわ町別所地内のご自宅兼工房でお話しをうかがいました。

保坂03


「私が用いる手描き染色という技法は手描きによる元絵を
 もとに作った 型紙を使って白い布に柄を染め出すものです。
 こうした技法を一般的に型染めといいます。」

保坂さんは大学を卒業後、友禅染めの工房に就職。
その後、独立して友禅着物の制作に取り組みます。
しかし2009年、改めて大学で染色を学ぶことにしたんだそう。
路線変更にジレンマやためらいはなかったのでしょうか。

「友禅の技法は着物でしか活かすことができないので
 どちらかというと自由度の狭さが気になっていました。
 もっと自分の作品の幅を広げたい、そんな思いで大学で友禅とは
 違う技法を学び、染色の可能性を広げたいと考えたです。」

保坂01


型染めとは型紙を使って染める方法。
まず型紙の下に布を置き、のりを塗って乾燥させます。
そして染料で布に着色してからのりを落とすと、
のりの着いた部分が着色されないまま残るわけです。

「のりを落とす時に色落ちをしてはいけないので
 薬品を使ったり蒸したりして染料を定着させます。
 単色の手ぬぐいなどは一度の工程で済みますが、
 使う色が増えると、工程が積み重なる複雑な作業になります。」

染色の種類には型染めのほか、ろうけつ染め、しぼり染めなどが
ありますが、布に染料が染めつかないようにする防染の方法が
染色方法の名前になっています。防染をしないと柄が作れないわけで、
技法の名前からもイメージができると思います。

保坂02


「デザインは植物を対象にすることが多いですね。
 まず実物を写生して、そしてデザインをしていきます。
 例えばくイチゴを題材にしようと思ったら、果実と花を
 レースのように組み立て、より生命力を表現するために
 蝶や蜂などの生きものをあしらってみたり…。」

こうした工程を知らない人にとっては、大量生産される
プリントと変わらないように見えるかもしれません。
しかし考え抜かれた緻密なデザインと、いくつもの工程を
積み重ねる技術の結晶として商品が生み出されているのです。

定番のトートバッグはデザイン、染色、製作すべて
保坂さんの手によるもの。カジュアルな染色方法なので
カジュアルに使ってみたいと考えられた製品です。
この他に数種類のバッグのほか、和紙に染色をした
おしゃれなポストカードも制作しています。
建具会館へお越しの際は、ぜひご覧ください。


■問い合わせ
  建具会館
 ・所在地 埼玉県比企郡ときがわ町大字西平709-3
 ・電 話 0493-67-0049
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Tag:手技で魅せます 

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