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手技で魅せます Vo.5 手漉き和紙たにの

建具会館に出品される数々の工芸品はどれも逸品揃い。
これらを制作する方をご紹介する「手技で魅せます」のコーナーです。

今回ご登場していただくのは、工芸品部会から「手漉き和紙」を制作する
手漉き和紙たにの 谷野裕子さんです。


建具会館に隣接するときがわ町西平地内の
工房でお話しをうかがいました。

DSC_1712リサイズ


「この工房では細川紙の伝統工芸を踏襲して
手漉きによって和紙を漉いています。
細川紙は、この漉く技術そのものが国の
重要無形文化財に指定されているんです。」

会社員だった谷野さんが和紙に魅せられて、
修行を始めたのは30歳を過ぎてから。
平成11年に自分の工房を開き、平成20年から
小川町の埼玉伝統工芸会館和紙工房に勤め
現在は和紙工房長としても活躍中です。

「平成22年に埼玉県伝統工芸士に認定されました。
県が指定した伝統的な手工芸品の製造に携わる者として
技術を認めていただいたわけですが、今後は後継者育成
次代への継承にも取り組みたいと思います。」

和紙工房たにのresize0005


谷野さんが漉く和紙のサイズや形は用途によって様々。
和紙というと書道で使う半紙を思い浮かべる方もいると思いますが
小さいものでは名刺ハガキ封筒
筒状に巻かれた横長のもの、大きいものでは
内装材の壁紙として使われるものもあります。

「工房では紙漉きを実際に体験できます。季節を彩る
植物の葉や花々を紙に漉き込むと、一枚の和紙から
自然素材の優しい表情や肌触りに癒されたり、
四季を感じたりと様々な表情を見せてくれるのが魅力です。」

小中学生に紙漉きを指導して卒業証書の手作りもしています。
地元に伝わる産業を実際に体験することで、いつまでも
歴史や文化を大切にする心を育みたいと語る谷野さん。
自然素材の家づくりの分野からも注目されています。

和紙工房たにのresize0007


「最近ではときがわ町内の畑で和紙の原料になる
楮(こうぞ)の木を栽培しています。
楮の皮の繊維は絡み合う性質が強いので
粘りが強くて揉んでも丈夫な和紙になります。」

日本独自の製紙法の特徴は、こうした楮などを蒸して
茎の周辺の繊維を使い、トロロアオイ(植物)の根などから
採取される天然の粘剤を使って行われる「流し漉き」です。
この粘剤は水中で沈みやすい繊維を均一に分散させます。

これらの原料が貯められた漉舟(すきふね)の中で
簀桁(すげた)揺することで繊維が十分に絡み合う
ことで丈夫な和紙が作られていくのです。
谷野さんの作品は建具会館で展示販売しています。
建具会館へお越しの際は、ぜひご覧ください。


■手漉き和紙たにのホームページ
 http://monme.net/index.html

■問い合わせ
  建具会館
 ・所在地 埼玉県比企郡ときがわ町大字西平709-3
 ・電 話 0493-67-0049
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Tag:手技で魅せます 

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