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旬の味覚を召し上がれ File.9 ~ヤマブドウ~

建具会館で販売される季節の農産物を生産する方をご紹介する
「旬の味覚を目召し上がれ」のコーナー。

今回ご登場していただくのは、秋の味覚・ヤマブドウ
栽培して、建具会館に出荷している神戸武光さんです。

神戸1


「ヤマブドウの栽培はそんなに難しくないんだ。
以前、知り合いから「子どもの頃に堂平山の周辺まで行って
背負い籠いっぱいヤマブドウを取ってきた」って
話しを聞いたことがあってさ。それなら我が家でもきっと
栽培できると思って、苗木を取り寄せてみたんだ。
苗を植えたのはもう10年ぐらい前かな...今じゃ、
30本ぐらいの木が背丈以上に立派に育ったよ。」

神戸さんの自宅は標高700m付近で、白石峠にほど近い
夏でも高原の爽やかな風が吹く場所。ヤマブドウは自宅のそばで栽培されており、
自作のブドウ棚には収穫直前の赤紫色の果実が沢山実っていました。
昔はエビカズラと呼ばれていたそうで、日本の伝統色でヤマブドウの
果実のような赤紫色をえび色と呼ぶのは、これに由来しているんだとか。

神戸2


「毎年この時期になると注文してくれる人がいてね。
普通に売られているブドウと比べて珍しいし、田舎育ちの
人が、昔を懐かしんで買ってくれてるんじゃないかな。
食べ方はジャムが一番美味しい、種を取るのが面倒だけどね。
ジュースにしてもいいし、ジュースの搾りかすだって
大根の漬物に使えば、とってもきれいな色に染まるんだ。」

収穫の期間は毎年2週間ほどで、9月末ごろには終わります。
建具会館の店頭で見かけたら、すぐに買わないと来年までお預けです。
神戸さんはヤマブドウ以外にも、イチジク、アンズ、スモモ、ウメ、
カキ、クロモジ、サンショウなど、少量多品種の栽培をしています。
他人と同じことをやるのは嫌、そんな自分はへそまがりだそう(笑)

生家が農家で、子どもの頃から山のことには詳しくて、会社勤めを
していたころから、人生の後半は山で暮らすと決めていました。
ここでの暮らしは「雪さえ降らなければ自分には最適」しかし
これだけ周囲に自然があふれていると、鳥や獣に果実を狙われませんか?

神戸3


「以前はヒヨドリに狙われてね、奴らはロケット花火で
追い払ってもすぐにまた近寄ってきて、せっかく熟した
実を食べるんだよ。これには困ったけど、番鳥で解決(笑)」

番犬ならぬ番鳥、フクロウの置物が秘密兵器です。
ヒヨドリの天敵の猛禽類は置物でも効果抜群で、今では
袋や網をかけなくても、近づいてくることは無いそうです。
春先に葉物野菜の葉っぱを食べられてしまう被害も、
猛禽類の置物があればきっと効果があるはず、と語る神戸さん。
困っている方がいたら、試してみてはいかがでしょうか!


■問い合わせ
  建具会館
 ・所在地 埼玉県比企郡ときがわ町大字西平709-3
 ・電 話 0493-67-0049
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Tag:旬の味覚 

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